2005-01-01から1年間の記事一覧

銀盤カレイドスコープ 第12話(最終話)「シンデレラ」

師走というのは忙しいもので、視聴が滞り気味で更新もままなりませんが、気になったところからチェックして順に感想を書いていこうという次第です。コミケのカタログチェックもまだだよ…。というわけでまずはこれ。ラストの2話は非常に盛り上がる展開で面白…

「萌えてはいけない。」を拝聴してきた

スペシャルゲストが富野監督だっただけでもありがたみのあるシンポジウムだったかな。監督のアニメ業界やオタク業界に対するキレっぷり、じゃなかった、危機感が非常に強く感じられました。 アンケートの結果などもあまり生かされることもなく(ちゃんとシス…

Paradise Kiss stage-5 「NEW WORLD」

こんなカッコイイエロシーン、始めて見たような気がするな。アニメ版『カレカノ』のエロシーンをふと思い出したけど、あれはどちらかというと前衛芸術的な場面構成による心理描写だったのに対して、『パラキス』のは徹底的にファッショナブルに持ってきた感…

銀盤カレイドスコープ 第7話「氷上のウエイトレス」

本来この作品の最大の見せ場であるはずのスケートシーンを、完全に脳内世界のみで描ききってしまった割り切りに脱帽。でも話のノリとしては今回の結末まで一直線に繋がっていたように思えたのでいいんだけど、その割にはラストシーンがちょっと淡々としすぎ…

今期アニメ雑感

すっかり更新が滞ってますが…。いや、ちょっと余裕が無くて…。 すいません、今回も参加しないまま締切を過ぎてしまいましたが、光希桃さんのところの「第7回感想率調査」を引き合いに出しながら、今期の雑感でも。ざっと見渡すと、上位50位の中で見てないの…

本田美奈子さん、死去

数少ない、本当に歌が上手いと思える人だっただけに残念。アニメ関連では『魔法騎士レイアース』のエンディングが印象的で、『明日のナージャ』のオープニングが最後か。謹んでご冥福をお祈りします。

水樹奈々の「ETERNAL BLAZE」がオリコン初登場2位という話題に関して

水樹奈々の12thシングル「ETERNAL BLAZE」がオリコンウィークリーチャート初登場2位(初動2.3万枚)で、声優歴代トップの記録というニュースが先週話題になりました。過去シングルでは02年の林原めぐみ「Northern lights」、アルバムを入れても96年林原めぐ…

NHKスペシャル「サイボーグ技術が人類を変える」

先週の「ディープインパクト」の特集に続いて、ついNHKスペシャルをがっつり見てしまった。で、あれですよ。「SFと現実世界の距離」っていうのはオタクというかSF好きにとって永遠のテーマではあるわけですが、『攻殻機動隊』みたいな世界って実は近くまで来…

坂本真綾「夕凪LOOP」

レビューの評価が割れてて面白いから、初回版の方のリンクを貼ってみようかな。 結局のところ、坂本真綾ファンと菅野よう子ファンってその多くが重複してるということなんでしょう。菅野よう子以外に菅野よう子っぽさを求めてもしょうがない。あの人は変化球…

「萌えてはいけない。」

11月23日ということなのでメモ。参加申込みしてみた。てかメンバーが「マンガ夜話」なのがミソらしい。

5*BLACK CAT

ジャンプかぁ。結構雰囲気は好きかも知れない。もしかしたらGONZOの丁寧さや上手さに騙されてるだけなのかもしれないが。でもストーリーがいまいち理解できなかったのは秘密。 SOLTYREI これも取り立てて印象無し。GONZOらしい丁寧さは感じられるんだけど、…

格闘美神 武龍 主役が山崎和佳奈だったので、毛利蘭かと思ったよ。話の進め方がなんか強引だし、肝心のはずのアクション作画に注目すべきところがない。 魔法少女リリカルなのはA's 前シリーズは途中で諦めた気が。確か千葉テレビでは『攻殻機動隊』の裏に当…

コミックス版『おねがい☆ツインズ』

アニメ以上にエロくて萌えるのであきかん氏の絵は賞賛に値するんだけど、いかんせん薄い。前作『おねがい☆ティーチャー』のコミックス版の全2巻という内容でもストーリーが薄味だったというのに、『ツインズ』では全1巻完結だもんなあ。 深衣奈と樺恋が麻郁…

萌えよ剣、ロックマンエグゼストリーム、ギャラリーフェイク、エレメンタルジェレイド、攻殻SAC 2nd、かみちゅ、タイドラインブルー、ハチクロ、陰陽大戦記、冒険王ビィト辺りが抜けてるような気がするけど、気力が…。文句はいろいろありつつも結構楽しく見…

新世紀エヴァンゲリオン 全編総括

いろいろ思うところはあるんだけど、面白かったという一言で片付けられてしまいそうだな。実際に全編通して見るのって5年ぶりくらいなんだけど、いまだに同じところでアクションに手に汗握ったり、セリフのひとつひとつに耳を傾けてその意味を探ろうとしてい…

新世紀エヴァンゲリオン劇場版 第26話「まごころを、君に」

劇場版後半、やはり批判を浴びてしまった「テレビシリーズ的なラスト」と言える描写が満載。ただテレビシリーズのそれに比べれば非常にわかりやすいと感じられたりもする。全編を通して最大のハイライトで一番好きなシーンが、シンジがアスカの首を絞めてBGM…

新世紀エヴァンゲリオン劇場版 第25話「Air」

劇場版の2話の内、前半のいわば「現実パート」。特に緒方恵美・三石琴乃・宮村優子の熱演に惚れるな。冒頭のシーンの影響で緒方恵美の「男らしさ」が増したとか、なんか懐かしい逸話だ。 弐号機vs量産型のエヴァ対決も作画や演出の面では非常に見応えもある…

新世紀エヴァンゲリオン劇場版「DEATH(TRUE)2」

「DEATH & REBIRTH」は劇場で見たけど、「DEATH(TRUE)2」は初見だったりして。とはいえ8年近く前に見た「DEATH」との印象に大きな差は無くて、あの濃い24話分を1時間ちょいでまとめるというのはやはり無理があるなというのと、それはそれとして置いておいて…

新世紀エヴァンゲリオン テレビシリーズ総括

シリーズ通して見てみると、ラストの2話は別にしても24話まではいくつかの明確なターニングポイントを経て徐々に変容していったんだなというのを感じられた。あと見てて楽しいのは前半の方なんだけど、何故か目が離せなくて凝視してしまうのは後半かな。前半…

新世紀エヴァンゲリオン 第弐拾六話「世界の中心でアイを叫んだけもの」

通称「セカチュー」(違う)。やはり「アニメ」という形式で見るには非常に難解だな。小説、というより散文の方が言いたいこととしてはわかりやすいのではないかとも思える。でも「まごころを、君に」を知ったあとだと話は繋がりやすいし、こういう形式でも…

新世紀エヴァンゲリオン 第弐拾伍話「終わる世界」

問題のラスト、その前編。最初の放送時、全く理解できなかったのは言うまでもありません。 改めて見ると16話や20話で出てきた内面描写とは全く趣が違うな。すでにいろんな解釈や論評を読んでしまったから感じるんだろうけど、この作品の本質的な部分を無骨で…

新世紀エヴァンゲリオン 第弐拾四話「最後のシ者」

実質ラス前、カヲルの話。オンエア版のカットと新作カットの違和感が特に目立つな。新作の方が絵がちゃんとしすぎてる。まあしょうがないのかもしれないけど。 24話ってすごい面白いし、放送時ラストへの期待が非常に高まったのも事実。『エヴァ』に対する盛…

新世紀エヴァンゲリオン 第弐拾参話「涙」

冒頭の家出アスカって、今で言うと引きこもりの精神状態に似てるのか? というわけで二人目のレイが自爆して、三人目のレイが登場する話。22話がいわばアスカにとっての最終局面を迎える話で、23話はレイの場合の話だと思ってたけど、どちらかというとリツコ…

新世紀エヴァンゲリオン 第弐拾弐話「せめて、人間らしく」

アスカがスポイルされてしまう話。こんなに痛々しい話だったっけ。19話の敗戦から、20話・21話とアスカの出番がほとんど無かったから変化が唐突すぎるように見えるというのはあるかもしれない(でも物語内の時間では1ヶ月以上経ってるからいいのか)。この話…

新世紀エヴァンゲリオン 第弐拾壱話「ネルフ、誕生」

ここから4話はオンエア版ではなくビデオフォーマット版で視聴。それでも追加カットくらいはちゃんと判別できるな…。 SFでありがちな感傷だけど、2005年現在、このエピソードの大半が「過去」になってると思うと感慨深い。結局、セカンドインパクトは実際には…

新世紀エヴァンゲリオン 第弐拾話「心のかたち 人のかたち」

人間関係はここで完全に崩れて、そして視聴者はSF的な難解さはもちろん、精神世界の難解さから理解しがたくなってくるところ。内面世界がシンジの世界だからっていうのはあるかもしれないけど、思ってたよりシンジの意志が強く感じられるな。でもここでシン…

新世紀エヴァンゲリオン 第拾九話「男の戰い」

これも衝撃映像なんだけど、18話に比べると大したことないな。ここにおけるシンジの「ネルフを去る決意」と「やっぱり戻る決意」が残りラストに向けての重要なターニングポイントなわけか。 ここのBパートもすげぇ展開だと驚きながら見ていた記憶がある。し…

新世紀エヴァンゲリオン 第拾八話「命の選択を」

Aパートは17話から引き続きのほのぼの描写で、Bパートが衝撃映像。シンジとアスカがぎくしゃくし始めてる反面、シンジと加持が近づいてるっていうのが興味深いところ。「女性は向こう岸の存在」だからかな。 緒方恵美の絶叫芝居によるところが大きいんだけど…

新世紀エヴァンゲリオン 第拾七話「四人目の適格者」

四人目が誰なのかというのは予告の段階からバレバレではあるんだけど、これ以降、特に20話辺りまでで重要になってくる伏線張りまくりだな。先を知ってるが故に取り立てた感想もなくなってしまうんだけど、ほとんどBGMの無い演出で日常的な様が淡々と描かれて…

新世紀エヴァンゲリオン 第拾六話「死に至る病、そして」

冒頭の妙に明るいアスカやミサトになんか違和感があるな。アスカは虚勢を張ってるだけか。自信ありすぎなシンジも変だし、だからこそ使徒の中で見つめ合ったものに意味がわるわけだが。ここで感じられる違和感っていうのは、特に12話くらいまでで完成された…