2005-09-20から1日間の記事一覧

新世紀エヴァンゲリオン テレビシリーズ総括

シリーズ通して見てみると、ラストの2話は別にしても24話まではいくつかの明確なターニングポイントを経て徐々に変容していったんだなというのを感じられた。あと見てて楽しいのは前半の方なんだけど、何故か目が離せなくて凝視してしまうのは後半かな。前半…

新世紀エヴァンゲリオン 第弐拾六話「世界の中心でアイを叫んだけもの」

通称「セカチュー」(違う)。やはり「アニメ」という形式で見るには非常に難解だな。小説、というより散文の方が言いたいこととしてはわかりやすいのではないかとも思える。でも「まごころを、君に」を知ったあとだと話は繋がりやすいし、こういう形式でも…

新世紀エヴァンゲリオン 第弐拾伍話「終わる世界」

問題のラスト、その前編。最初の放送時、全く理解できなかったのは言うまでもありません。 改めて見ると16話や20話で出てきた内面描写とは全く趣が違うな。すでにいろんな解釈や論評を読んでしまったから感じるんだろうけど、この作品の本質的な部分を無骨で…

新世紀エヴァンゲリオン 第弐拾四話「最後のシ者」

実質ラス前、カヲルの話。オンエア版のカットと新作カットの違和感が特に目立つな。新作の方が絵がちゃんとしすぎてる。まあしょうがないのかもしれないけど。 24話ってすごい面白いし、放送時ラストへの期待が非常に高まったのも事実。『エヴァ』に対する盛…

新世紀エヴァンゲリオン 第弐拾参話「涙」

冒頭の家出アスカって、今で言うと引きこもりの精神状態に似てるのか? というわけで二人目のレイが自爆して、三人目のレイが登場する話。22話がいわばアスカにとっての最終局面を迎える話で、23話はレイの場合の話だと思ってたけど、どちらかというとリツコ…

新世紀エヴァンゲリオン 第弐拾弐話「せめて、人間らしく」

アスカがスポイルされてしまう話。こんなに痛々しい話だったっけ。19話の敗戦から、20話・21話とアスカの出番がほとんど無かったから変化が唐突すぎるように見えるというのはあるかもしれない(でも物語内の時間では1ヶ月以上経ってるからいいのか)。この話…

新世紀エヴァンゲリオン 第弐拾壱話「ネルフ、誕生」

ここから4話はオンエア版ではなくビデオフォーマット版で視聴。それでも追加カットくらいはちゃんと判別できるな…。 SFでありがちな感傷だけど、2005年現在、このエピソードの大半が「過去」になってると思うと感慨深い。結局、セカンドインパクトは実際には…