新世紀エヴァンゲリオン 第弐拾伍話「終わる世界」

問題のラスト、その前編。最初の放送時、全く理解できなかったのは言うまでもありません。
改めて見ると16話や20話で出てきた内面描写とは全く趣が違うな。すでにいろんな解釈や論評を読んでしまったから感じるんだろうけど、この作品の本質的な部分を無骨で生々しいけど上手く切り取ってるなという印象。結論めいた部分はほとんど26話なんだけど、25話ではまずそのための過去と現状の認識を各キャラクターについてやろうという趣旨か。26話の冒頭でシンジ以外のキャラについては結論づけを放棄してしまうわけですが…。
そういえばテロップ多いけど、絵はちゃんと描いてるな。演出は非常に抽象的だけど、絵作りは記号的ではありながらも具体的にやろうとしてるように見えます。