新世紀エヴァンゲリオン劇場版「DEATH(TRUE)2」

「DEATH & REBIRTH」は劇場で見たけど、「DEATH(TRUE)2」は初見だったりして。とはいえ8年近く前に見た「DEATH」との印象に大きな差は無くて、あの濃い24話分を1時間ちょいでまとめるというのはやはり無理があるなというのと、それはそれとして置いておいても編集は上手いなと感じられる内容。ただあまりにあちこちのシーンをザッピングしながら繋げているので初見の人間にわかりやすい総集編(それこそ『ガンダム三部作』とか『∀地球光&月光蝶』みたいな)ではない。重要なシーンを時系列ではなく、特にキャラに主観を置いて構成されているので、シリーズをちゃんと見ていた人間にしてみると確認と再発見をしやすい構造にはなっているわけです。
あと前々から疑問だったんだけど、弦楽四重奏は劇中における「現実」ではないよな…。シンジは本人なんだろうけど、それ以外の三人が誰かっていう描写は明確には見受けられなかった。あくまでアスカっぽいのとレイっぽいのとカヲルっぽいのというか。