2005-09-19から1日間の記事一覧

新世紀エヴァンゲリオン 第弐拾話「心のかたち 人のかたち」

人間関係はここで完全に崩れて、そして視聴者はSF的な難解さはもちろん、精神世界の難解さから理解しがたくなってくるところ。内面世界がシンジの世界だからっていうのはあるかもしれないけど、思ってたよりシンジの意志が強く感じられるな。でもここでシン…

新世紀エヴァンゲリオン 第拾九話「男の戰い」

これも衝撃映像なんだけど、18話に比べると大したことないな。ここにおけるシンジの「ネルフを去る決意」と「やっぱり戻る決意」が残りラストに向けての重要なターニングポイントなわけか。 ここのBパートもすげぇ展開だと驚きながら見ていた記憶がある。し…

新世紀エヴァンゲリオン 第拾八話「命の選択を」

Aパートは17話から引き続きのほのぼの描写で、Bパートが衝撃映像。シンジとアスカがぎくしゃくし始めてる反面、シンジと加持が近づいてるっていうのが興味深いところ。「女性は向こう岸の存在」だからかな。 緒方恵美の絶叫芝居によるところが大きいんだけど…

新世紀エヴァンゲリオン 第拾七話「四人目の適格者」

四人目が誰なのかというのは予告の段階からバレバレではあるんだけど、これ以降、特に20話辺りまでで重要になってくる伏線張りまくりだな。先を知ってるが故に取り立てた感想もなくなってしまうんだけど、ほとんどBGMの無い演出で日常的な様が淡々と描かれて…

新世紀エヴァンゲリオン 第拾六話「死に至る病、そして」

冒頭の妙に明るいアスカやミサトになんか違和感があるな。アスカは虚勢を張ってるだけか。自信ありすぎなシンジも変だし、だからこそ使徒の中で見つめ合ったものに意味がわるわけだが。ここで感じられる違和感っていうのは、特に12話くらいまでで完成された…

新世紀エヴァンゲリオン 第拾伍話「嘘と沈黙」

久しぶりの戦闘の無い話で、表面的な人間関係の問題に言及する話。深い話をしてるように見せかけて、結構上っ面のセリフばっかりに見えるのは気のせいかな。この後で、内面宇宙とかがバリバリ出てくるのを知ってるからそう見えてしまうのかもしれないけど、…

新世紀エヴァンゲリオン 第拾四話「ゼーレ、魂の座」

総集編、そういえば三が日の朝に放送したんだよね、これ。正月早々、陰鬱とした気分になったのを覚えてるな。 年明けてだいぶ急シフトした感はあるし、当時はこれ単発なのかなとか思ってたけど、この先だんだん精神世界に関する描写が増えていくんだわな。明…

新世紀エヴァンゲリオン 第拾参話「使徒、侵入」

使徒によってMAGIがハッキングされる話。シリーズ中、一番面白いと思うのは私だけではあるまい。シンジたちをほったらかしにして、リツコの話にしてるっていうのもそうだし、エヴァが動かないで使徒を戦うという点でも異色のエピソードなんだけど、怒濤のよ…

新世紀エヴァンゲリオン 第拾弐話「奇跡の価値は」

「戦う理由」とか「目的」が意識し始められるのがこの辺からなのか。自然とシンジが戦闘中のイニシアチブを取りつつあるっていうのも興味深いところ。完全にシンジ・レイ・アスカとミサトの信頼関係は構築されているし、このエピソードくらいではまだその脆…

新世紀エヴァンゲリオン 第拾壱話「静止した闇の中で」

シンジ・レイ・アスカのトリオ漫才が面白いな。ここではアスカってレイに反発しながらも理解を示し始めてるんだな。アスカとシンジは前の話辺りからだいぶ理解し合ってるように見えるけど、この作品の場合は「見える」だけってのもまた重要なわけで。

新世紀エヴァンゲリオン 第拾話「マグマダイバー」

マグマに潜る話。前の話のインパクトが良すぎて、あんまり印象に残ってなかったんだけど、見る側も作る側もこなれてきた感があって面白いという評価ができるのかな。この辺りから何回かに渡ってバランス良くて楽しい話が続くような気がします。

新世紀エヴァンゲリオン 第九話「瞬間、心、重ねて」

引き続き樋口真嗣絵コンテ、で演出が水島精二だったのか。よく『ナディア』の「島編」と比較されることが多いけど、逆に後の『ダイ・ガード』『マンキン』そして『ハガレン』を思うと、また趣があるな。「水島ノリ」とでも言うべきものを感じられるな。 アク…