明けましておめでとうございます

あれ、1月2日に更新した分が飛んでる…。まあいいや。
あまりまともに更新できてませんでしたが、今年はもうちょっとペースを上げられるように頑張りたいと思います。
それから年末の冬コミで友人らにそそのかされてつい申込書を買ってしまいました。やってみようと思うネタはいくつかあるんですが、あえてコミケにサークル参加する意義が微妙なんだよなと思ったり思わなかったり。締切までまだ1ヶ月くらいあるので悩んでみますが、執筆に参加したいとかそういう御仁がいらっしゃれば是非。ジャンルはもちろん評論の予定。
というわけで年末の最終回関連や特番の感想から。

D.C.S.S.ダ・カーポ セカンドシーズン〜

前シリーズに比べるとなんかすっきりしないラストだった。アイシアの存在ごと無かったことにして、世界が「ダ・カーポ」したという風に見ればいいのかな。ただ単にその存在を無かったことにしたというより、やり直した(まさにダ・カーポな)世界を印象づけるラストのアイシアとさくらのカットだったとは思うんだけど、純一×音夢の部分にあまり寄り切れてないというのは前シリーズと同様の印象か。「純一×音夢が当たり前だ」ということをセリフではしつこいくらい言及されてたんだけど、それが事実として印象に残らなかったので、最後のシーンが自然な中にも何か違和感を感じてしまったわけです。

ぱにぽにだっしゅ!

最終回がえらくまともで驚いた。ただでさえ平均値が飛ばし気味だったシリーズの中で、ラス前の数回が輪をかけて飛ばしていたので、最終回がまともに見えたということなんだろうな。
非常にバカをやりまくってる作品だったんだけど、それを全て計算ずくでやってるんじゃないかと透けて見えるところがまた心地よい作品だったんじゃないかと思います。そしてこの作品を許したスターチャイルドを始めとする制作陣を誉めておくべきなのではないかな。

機動戦士ガンダムSEED DESTINY FINAL PLUS「選ばれた未来」

ラスト2話くらいの再編集版ということでよろしいか? エンディングが追加シーンということになるのかな。おかげでだいぶ後味は良くなったように感じられるけど、そこだけ見てもなぁ。本放送の時にこの後味を残してくれればまた印象も変わったろうにと思えてしまうので、それはそれで残念。
でも戦闘シーンだけはスピーディでかっこいいというのは再確認できてしまうかも。

涼風

恋愛アニメとしてはぬるいなぁ。感情的な部分がよくわからないまま上っ面だけの恋愛劇に見えてしまっているからかな。大和の馬鹿さというか無自覚さが根本にあるからかな。大和がもう少し自分の感情を表現できるキャラであればよかったんだろうけど、何でもかんでも「ワケわかんねぇよ」で片付けてしまうのでさっぱり話が進まない。にもかかわらず恋愛の過程だけが着々と進んで行ってしまうのが不思議でならない。おかげで涼風の方の感情もあまりはっきりとは説明されないまま丸く収まってしまった感じ。

ラムネ

同じ話をゲームでやるときっと印象が変わるんだろうなぁ。ラス前と最終話に大きなドラマを持ってこないで、ずっとほのぼのとした世界のままでも良かったんじゃないかな。でもギャルゲーの必然として、この展開が恋愛劇にするための必然だったという見方もできてしまうな。ほのぼの展開のまま恋愛劇として落とすこともできたような気がしてならないけど、変に急展開にしたがために逆にオチが予定調和っぽく見えてしまいました。

パラダイスキス

完璧にまとめられてしまった感じ。女性の作家が書いた恋愛小説を読んだ後のような、爽やかな余韻でしたよ。
ハチクロ』に続いて、この枠のアニメはドラマとして見せようという意気込みをまざまざと見せつけられてしまいました。

蒼穹のファフナー RIGHT OF LEFT

テレビシリーズに対するプレストーリーということか。テレビシリーズは正直なところ理解しきれないところが多かったんだけど、今回のは非常にコンパクトにまとまっていたように見えた。絵の細かい部分の作り込みまでしっかりしてて、ラストを感傷的に見せるのに大きな役割を果たしていたし。

劇場版とっとこハム太郎 ハム太郎とふしぎのオニの絵本塔

思いの外、出崎節が全開で楽しかった。確かハム太郎の一番最初の映画は劇場で見たんだけど、その時はそんな感じはしなかったんだけどなぁ。出崎監督がこれの後に『劇場版AIR』の監督をしてると思うとまた感慨があるなぁ。
毎回、事前の予告とかでハロープロジェクトはいらないんじゃないかと思うんだけど、松浦亜弥を始めとしてちゃんとしてたので驚いた。