新番組の感想をざくっと書いてみよう Part1

3月に終わったアニメの感想もさっぱり書いてませんが、ようはアレだ、年度末&年度頭進行で何かと忙しいのですよ。

エルフェンリート

昨秋に1+2話のダイジェスト版みたいなのは見たけど、あらためてすげぇなおい。各所ではCS版と地上波版の比較みたいなこともされてるみたいですが、ほぼ初見の印象としてみると画面が暗くてわかりにくいのは事実ではあるんだけど、それでも衝撃的な絵作りをしてるなぁという感想が第一に来てしまいます。
冷静に見るとSFらしい導入部の前半と、後半のちょっとのほほんとした雰囲気が漂うギャップもなかなか楽しかったかな。話としては先がさっぱり見えないが。

うえきの法則

さして期待はしてなかったし、何となく流し見気味にはなっていたがサンデーからアニメ化されるっていうのはそれだけでもポイントは高いってことなのかな。スタッフの名前を見てみてもわかるけど、無難な作りで化けはしないだろうけどそれなりにはなるのかな。

攻殻機動隊S.A.C 2nd GIG

シリーズ再開の導入部として無難な話の作りと言ってしまうには惜しいくらいだな。相変わらず完璧だとも言えるのかもしれないが。最初のシリーズを地上波でやってたときもそうだったけど、『MONSTER』とぶっ続けで見るには濃い一時間になるなぁ。ましてや『MONSTER』はこれからクライマックスだし。

甲虫王者ムシキング

何かよい子には人気があるらしいが、大きなお兄さん的には完全な大穴と言って良いんじゃないでしょうか。というよりもむしろ真面目にファンタジーをやろうという意気込みが強過ぎて、よい子にわかりにくいんじゃないかという気がしないでもない(終盤の戦闘シーンだけでもお腹いっぱいになれるという見方もあるか)。

アイシールド21

「ジャンプってこんなマンガもやってたんだぁ」と思ってしまいましたが、『テニプリ』の後というこの放送枠を考えるとひどくまともに見えるな。期待してなかった割にはそこそこ楽しめてしまいました。

いちご100%

何故か原作読者だったりするんですが、マンガを読んでいる限りだとどうも声と色のイメージができないでいました。そうか、東条さんは能登麻美子だったんだな。そして西野つかさ豊口めぐみというわけか。でもってこんなにカラフルなのね。雰囲気は原作の良さが生きてたと思います。原作の方はジャンプ流の長期連載モードに入りつつあるようだけど、アニメはどんなオチをつけるんだか。

極上生徒会

岩崎良明+黒田洋介というコンビはいろんな意味で鉄板のような気がするんだが、予想通りとも言えるくらいのドタバタ劇になっていたようで、それはそれで満足しました。こういう「変なセカイ」を持ってる感じの女の子を田村ゆかりにやらせるとハマッて聞こえるのもまた楽しい。

LOVELESS

ふと『ウテナ』を思い出すな。あれから演劇風味を薄くして耽美度を上げるとこんな感じ。一見の視聴者を置いてけぼりにしていきなり戦い始めたり、妙なエロスが漂ってたり。ちょっと理解できない領域に入っちゃうのかなぁという悪寒は微かにしますけどね…。