2004年を振り返る…声優歌謡編

そんなわけで今年もいろいろ声優さんが歌を歌っていたわけですが、今年は何を買ったっけな…。林原めぐみの「center color」と堀江由衣の「楽園」しかないか? 少ないなぁ…。
漫然と情報を追っている限りだと、野川さくら新谷良子インパクトが強く見えたんですが、これは単にランティスのCM戦略のたまものなんでしょう。個人的にはあんまり食指を動かされなかった。あ、DROPSなんてのもあったがこれも同様かな。私の好みの問題なのか、それとも市場として局所化が進んだのかどうかは何とも言い難い。8割くらい前者だと思うけど。
野川さくらにしろ新谷良子にしろ、声優本人が変にキャラクター化されているように見えるのが面白い。野川さくらはまだキャラソン率が依然高い(ほとんど『D.C.』関連のような気がしないでもないけど)から、ソロで出しても良くも悪くもそういう印象が残ってるというのが、「声優の歌」として功を奏しているというのがあるかもしれません。とすると新谷良子は『GA』のイメージが強いのか?
そんな一方で堀江由衣が「with UNSCANDAL」という形で少し軸先を変えてきたというのが面白いかも。結局は堀江由衣らしく聞こえてしまう曲になってしまっているけど、こういうチャレンジは積極的に評価していいと思います。
って声優の歌の話題を考えると、栗林みな実のポジショニングに困るな。今年は結局歌の活動ばっかりだったみたいですし。